2011年01月31日

家で家族と喋っていると、見知らぬ男が訪ねてくる。

男は何も言わず、しきりに写真を撮ろうとする。

気味が悪くて抵抗していた僕は、いつの間にか

サルが運転する小さなおもちゃの車に乗せられている。

サルの車は真っ暗な道をゆっくり抜けて止まる。

そこは火星だった。

火星には、家で写真を撮ろうとした男と、背の高い男がいる。

「なぜ写真を撮らせなかった」

「勝手に写真を撮ろうとするなんて気味が悪いだろう!」

「私達は写真を撮りたかったんだ」

「こっちは写真を撮られたくなかったんだ!」

「おい、見てみろ。お前がそんなことを言っているから」

見ると、火星から見える地球は真っ赤になっている。

地殻の隙間からはメラメラと光が溢れている。

と、轟音を立てて地球は爆発し、

木っ端微塵になって太陽系中に飛び散ってしまう。

二人の男はその様子を静かに見ている。

とんでもないことになった。

ほんとうに。

僕はもう言葉が出ない涙も出ない。

座り込んで置物のようになってしまう。

そこで火星に連れて来られた時のサルの車を見つける。

誰も乗っていないのに、それは僕を乗せた時と同じようにゆっくり走っている。

サルの車を手がかりに、僕は来た時の真っ暗な道を手探りで戻っていく。

いつの間にか僕は家の中に戻って来ている。

振り返ると後ろには真っ暗な道があり、

その向こうには火星と二人の男が見えて、

地球の爆発を見ていたときと同じ姿勢のまま遠くを見ている。

「なーんだ」

どういうわけか僕はすっかり納得してしまって、

また家族と話を始める。




その後、もうすぐ火星が爆発するという予報を聞く。




ある日の午後、小さな小さな火星が

フライパンの上でぶくぶくと火を噴いているのを

僕は静かに見ていた。






という夢を今朝見ました。

なんだったんでしょうね。




「奇妙な旅」(2007/06/02)


posted by たろ! at 19:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常計画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする